「ネガポジで行われている事」
高相店長挨拶
ネガポジホームページをご覧頂きありがとうございます。私、珍しい名前ですが、高相(たかそう)と言います。
14年目を迎えたネガポジで3年、山崎ゴロー(オヤジ)の元で店長(主にブッキング、ホール主任という名の使いっぱしり、掃除係)として勤めさせていただいています。
[仮想のタケオ]
というリングネームを掲げ弾き語りもしています。ご来店の際には気軽に声をおかけください、ゴローさんよりは声をかけやすいと思います(笑)。
さて「店長の挨拶」という事でこのページを与えられている訳ですが、やはり、初めての方に
ネガポジがどういうところなのか
をお伝えできるようなお話で挨拶に代えさせていただければと思います。
まずはじめにといいますか、その前に...
[ライブハウスとはどういうところなのか?]
という事を考えてから話を進めていきたいと思います。
ライブハウスとは?
例えるなら私は「農家民宿」のようなところだと思っています。
畑から収穫して来たばかりのキュウリをまな板の上に塩をふってゴロゴロと転がす、トントントントン!荒い乱切りにしてその辺にあった器を適当に選んで盛る、爪楊枝を2〜3本刺してぶっきら棒に差し出す「ほら、この食べ方が一番うまいじゃろ?」。キュウリが本来持っている甘みを少量の塩が引き立たせているだけで歯ごたえも格別、心が潤うような新鮮さに瑞々しさと言ったらこの上ない。
盛り付けとしては失格、コース料理に出てくるような絵皿に盛られている訳でもなし、気の利いた椅子もなければお茶の出る気配もないのだが、心意気と自信に満ち溢れている。
料理としては拙いものなのかもしれませんが、しかし、料亭やレストランでは味わえない美味しさがここにはあるのです。
「ライブハウス」とは、基本的に未完成な人達の文化であり飾り気のないシンプルな世界であると思います。そういう世界ではやはり嘘やハッタリは通用しません、逆に言うと、活き活きとした目、溌剌とした心を持ち合わせていればそれだけで面白いのです。ステージに上がればその人の生き様が見えてきます、持っているもの全部使って生きている、命を燃やしている、とそう感じる人が感動的なライブ(生きている)を魅せてくれます。
「ネガポジは敷居が高い」と思っている方がおられるかもしれませんが、ネガポジの敷居の高さは、そのパフォーマーの生命力の強弱に対して敏感に反応しているところであって、表現スタイルやジャンル、技術力を問うものでは決してありません。感動的なライブであっても最悪なパフォーマンスであっても、針がどちらかに振り切っていなくては記憶に残らないのです。
ネガポジでは連日とは言いませんが、心に染み渡るような奥の深い感動的なライブが行われています。それを証拠に嗅覚の鋭い活き活きとしたパフォーマー達が挙って集まってきます。
スタッフを例に取ると、ネガポジのスタッフは現在10名、一人残らず表現者をやっていて、
飴色フーガ、Fateh☆lia Band、ヒノヒデキ、シェムリアップ、網田ケイシ、仮想のタケオ、イノッチ、Carelu、そして我らがオヤジ、山崎ゴローのリングネームが「表現太郎」!
と、新鮮且つ活きのいい珍味!?が揃っています。
手前味噌にはなりますが、働いているスタッフ全員がネガポジが持っている空気や生命力に関わっていられる事を幸せに思っている筈です。大袈裟かもしれませんが私なんかはネガポジを文化遺産として国で保護して欲しいとさえ思っています(笑)。
瑞々しいキュウリを無骨に差し出す人、新鮮素材を一流の技術と調理法でもっておもてなしをする人、アイディアと工夫で精一杯の真心をぶつける人、いろんなパフォーマーが鎬をけずり切磋琢磨し合っている場所、それが「ネガポジ」です。
長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。[表現する場所を選ぶ]という事は[楽器を選ぶ事]と一緒だと思っています。「自分の表現はこのネガポジの持っている空気の中で生きるはずだ」と少しでも興味を持っていただければ幸いです。
ネガポジではオールジャンル発想豊かなパフォーマーを求めています。
デモ音源やプロフィールなどは直接持って来ていただけるとお互いの顔がわかって気持ちよくやり取りができます、が、郵送でもいただいた物には必ずなんらかの返事をいたします。
ネガポジのスタッフ全員が精力的にライブ活動をしているので、デモを送ってきてくれる皆さんと同じ立場で戦っています。
気持ちの熱いスタッフと美味しい料理と酒、質の高い音響で皆さんの「生きる(Live)」を期待しています。
店長 高相(たかそう)